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今やれて とても良かった気がします。

メンタル的には 正直それどころではない(人前に出る気力ない)と思ってたけど、即興なので それすらも そのまま見せてスッキリしてしまった上で、ネガティブなとこもポジティブなとこも自然と出たかな、という気がします。

ジャンルとか 性別とか キャラクターとか 経験値とか メンバーのバランスが 相変わらず ちょうど良い塩梅。この5人での公演は しばらくお休みするけれど、北陸即興という名でメンバー個々が活動をすることはよしとしよう、という話しになった。私はまた元気になった頃にでも、同窓会的な感じでやれるといいなと思う。(ガッツさんも)

そして 毎回 思うけど、即興公演を見てくれる「お客さん」は本当すごい。公演は出演者・裏方・観客等々がいて初めて成り立つけど、お客さんの存在の大きさを改めて思い出させてくれるジャンルが即興でないか?と思う。彼・彼女らが存在してくれる限り、板の上の人は、認知され 存在することができるし、意味を探してもらうこともできる。そして何より、その場を共に 楽しめる。

インスタの北陸即興も たまに振り返って見るかもしれない。皆 結構 素敵なこと書いてるんですよね。時々 思い出して、未来へ進む 足掛かりにできたらいいなと思います。


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イベント:わたしは未来を思い出している

日時:展示期間 2023年1月15日(日) - 1月29日(日)

   中間発表 1月22日(日)11:00-/13:00-/15:00-

   最終発表 1月29日(日)11:00-/14:00-

場所:金沢市民芸術村 (〒920-0046 石川県金沢市大和町1-1 PIT5)

料金:中間発表 1,000円(前売り・当日共通)

   最終発表 2,000円(前売り・当日共通)

備考:Sym公募企画

   中間・最終発表共に、終了後 座談会あり

個人的に出る日

1/15(日)13時〜16時【公開稽古】

1/17(火)13時〜16時「身体の展示」パフォーマンス

1/23(月)13時〜16時「身体の展示」パフォーマンス

1/28(土)13時〜18時【公開稽古】

1/29(日)最終発表

公演フライヤー(氷見房子 画、元井康平 デザイン)

©️フォトグラファーNOD野田啓

撮影:濱井 恵海

概要は一つ前の告知にて。

若干の燃え尽き感があります。。音楽芝居というジャンルが初めての試みだったので、わくわくしながら台本制作のお手伝いをしていたら、主演の池田さんの「そこまで手伝ってもらっているなら、出てもらったら良いじゃない」の一声で出ることになり、台本に意見が加わる中で 思った以上に出番が増えていき、やること増えてるのに プライベートでは予期せぬ別れでメンタルはボロボロ。色々整ってない中、心許なさがマックスだったんですが、そんな中でも やれてよかったって思えたし、やれたことにほっとしました。

表現を通じて 自己肯定、他者容認、みたいなことに貢献できた気がしました。そして 私はそれをやりたいと思っている気がしました。つまり 全肯定?ということ? 音楽と芝居がうまく組み合わさると、芝居で聞いた音楽がその場の感覚とともに思い出される不思議な感じになる気がして(やってる身としてはそうだった。何回も聞いてるからかもしれないが)これはクセになると思った。

もともとアハモというユニットで、朗読と歌というミニマムなことはやっていた。その場に立つ人物のキャラクターの雰囲気や言葉を意図して作っていき、観る人の想像力をかきたて 音楽を聞かせるやり方(テレビドラマとかの発想に近いのかな?)には興味があったし、そういう実験的なことに 周りの人をぐいぐい巻き込んで挑戦してく vinoさんは、私にとってめちゃくちゃ面白い人。主演の池田さんも、Tsの登さんも、Gtの田島さんも、皆 すごい素敵な人達だった。全体に欠けてるところを見つけると、必要なところはキチンと言葉で指摘し、指摘が野暮(場の空気を悪くするだけ)と判断した時はスッと引いて さりげないフォローをしては全体を補ってくれる。プロってこういうことなんだなと思った。「相手の期待に応える」ということは、相手の望むものをキチンと返すということ。身を持って知りました。

そんな 皆さんの中に混ぜてもらえた幸せ。この経験は、きちんと積み重ねていかねばバチがあたりそう。だから、結構 大変だけど笑、機会があれば また是非ご一緒したい。


イベント:音楽芝居 DAHLIAまぼろし

日  時:2023年1月21日(土)13:00-15:00

場  所:梅田Always (大阪府大阪市北区野崎町6−8 トレックノース梅田ビル B1)

会場チケ:前売り 4300円(当日4700円)

     TEL :梅田Always(06-6809-6696)or

     MAIL:vinovoicesblue@gmail.com

配信チケ:2400円(※2/4(土)まで視聴可能、+αの応援チケット有り)

     https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01xce4pwkjq21.html

備  考:脚本制作の協力、役者

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脚本制作だけで 役者は無理ですよぉと断ればよかったのではないかと思う位 セリフその他が間に合うか ドキドキドキドキドキドキしている。。。自分の貪欲さ?我の強さを呪う。。。やるしかねぇぇ!!(弱音吐いてごめんなさい!!!orz うぉぉぉ…)

富山でお世話になっている皆さんが観に来てくれると聞いて ウルウルする。。恥じない内容でお迎えしたい!!面白かったと言わせたい!!

vinoさんの内面を曝け出してもらいながら 作られた脚本。彼女の自身の経験や思いを色濃く反映した脚本ゆえに、池田さんと一緒にセリフが長いと結構 大胆にカットしていった件など相当ストレスがかかったんじゃないかと思うのだけど、真摯に受け止めて対応してくださる 器の大きさに尊敬の情を禁じ得ない。vinoさん ホントすごい。

素の私がお客さんとして観たら 2箇所位 泣いちゃうかもしれないーーって箇所があるのだけど、ちゃんとそこが、お客さんの心に響くと良いな。。


イベント:「わたしたちは未来を思い出している」

日時:2022年11月20日(日)13:30開場 / 14:00開演 / 15:00終演

場所:ほとり座ライブホール(富山市総曲輪3-3-16 4F)

料金:1500円(前売/当日共通)

定員:30名

備考:北陸即興(上野賢治、宝栄美希、阿原直美、氷見房子、元井康平)

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LIVE SPLASH で 北陸組として参加したユニット。私、即興の概念が いまだによくわかってない。メンバー曰く、私はステージの上より普段の方が即興らしい。え、、どゆこと。。

元々 制作補助的な立ち位置で関わりつつ、演劇として何か関われないか?と足を踏み入れた人間園 にはたづみプロジェクト、AIR SPALASH。アーティストとしては 風当たりが強いぜ!(ってか その心算ができてない私自身が問題なんだけどもおおお orz)

自分からのアイディアっていうのが、今 あんまり出せてなくて、「これやってみたら?」を受け身でやってしまってる。他の人に「これやってみたら?」を同じようにやれたらいいな。同じ土俵にいるという意識になりたい。なぜか引いてしまう自分の無責任さよ。。

次は1月15日-29日に金沢市民芸術村 Sym企画 となります。

催事:ゆめふるマスカレード企画 hano hano交流会

日時:2022年11月19日(土)開場18:30/開演19:00

場所:弾き語りカフェ&BAR hano hano(〒933-0029 富山県高岡市御旅屋町1213)

料金:1500円(1D付)

備考:1番最初の出演枠「アハモ」にて20分ほど。

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内容的には、動画を振り返るとグダってたんですが、アハモは 語り+歌の組み合わせでやるのが 斬新だ!とペアのえっちゃんから激励をもらい、そこは頑張ってこうと思った。(ガッツリ カンペしてんのがバレる感じがよくないなーーーー。それとなくカンペしてる方がまだ間が持つよ。。)

とはいえ、やれたことには本当に意義があった。ハワイアンダンス(フラ)を選曲してたので、踊りで入っていただくことが決まっていた 金森さんの旦那さんが 10月に急逝されるという中で、やるかどうかの部分からグラついた。私も10月のアマポーラ本当にしんどかったけど、やってよかったと思っていたから、お誘いしたけど、金森さん本当にきつかったろうな。。でも やらなかったら ずっと塞いでいたと思うからと言ってもらって、終わってから抱き合って泣いたのが とても残っている。

金森さんの家で育てていたハイビスカスが 季節外れの花をつけてくれたのは旦那さんのお力なんだろうとか。本番は生花を頭に飾って踊っていただいた。とても鮮やかな色の黄色だった。

ちょっと悔いが残る内容でもあったので、曲を一部 変更して、5月のアロハフュージョンという太閤山ランドでのイベントに出ようということになった。今回のMCは友達って大事ね!ってのと、笑わせにいく感じだったのだけど、次回はもう少し ワンネス的な? 祈りに近い言葉を綴る語りを用意しようと考えている。

イベント:アマポーラフェス2022

日時:2022年10月9日(日)10:00-17:00

   2022年10月10日(月祝)10:00-17:00

場所:Studio-TAO<旧宮島村役場>(〒932-0033 富山県小矢部市芹川963−1)

備考:会場にいます。


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受付にいました。ご親戚の方が来場され、あずささんの織ったマフラーをつけていた私を見て、あずさみたいだと言われたのが とても嬉しかった。運営委員の仲間と拗れて、どうしようもなく落ち込んで沢山泣いたけれど、私が関わった中で最も来場者の多い回となり、たくさんの方に開催を喜んでもらい、揉めてしまった仲間とも 抱き合って泣き、最後のフェスでかつ、大好きなあずささんがいない初めてのフェスだったけれど、何もかもが奇跡のような時間は今年も健在だった。亡くなっても、魂は近くにいてくれるんだと強く思えた。

定期:8月のアトリエLive【盆の夜話】

日時:2022年8月13日(土)19:00-

   2022年8月20日(土)19:00-

場所:アトリエ木花(〒939-1861 南砺市城端100-3)

料金:一般 2000円、小人 1000円(1ドリンク付)

備考:会場狭いので、ご来場の際は事前にご連絡いただけると幸いです。

ちょっと時間が経ってから振り返ると、ただ 楽しかったです。

正直 せっかくなら一緒にやりたいけど、レベル的には合わないので、舞台に乗せてもらうのおこがましいよな、と思いつつ、しつこめに稽古に通ったことと、運営委員であったことを加味してもらったのかなと思います。アートの民主主義も表明してましたからね。笑 最初の合宿では言葉を発した瞬間にピアノ がーーーーんっ て弾かれて邪魔されたりしたこともあったのだけど、コイツ 下手くそだなと思いつつも、やらせてくれたことは事実。民主主義の観点で言えば、私の存在も 全体を俯瞰する立場からしたら何らかの要素になっていたのではなかろうか。

北陸組の即興の中で、私は金子みすゞの「私と小鳥とすずと」の詩集を読みました。表題の詩は、小学校の頃 何度も読んだ詩で、人と自分を比べそうになる時に思い出す詩。その後、ちょっとだけピーターラビットの絵本を読んだのけど、あれもうちょっとしつこく最後まで読み切ればよかった〜 と後悔してます。笑

他にも後悔はあって、北陸組全体としては即興とはいえ段取りを多少 決めていたのですが、それを なぞり過ぎて 段取り強めな即興になってしまったのが、1番 反省点。期待を裏切る気力と体力をつけたい。。

即興表現の場に本を持ち込む際、それを どうすれば良いのか?とヒヨってて、(あんまり準備したらそれは即興と言えるのか?とか思って)事前に持参した本もほとんど読まずに臨んだ舞台でした。でも 終わってみて、むしろ 心を寄せてキチンと読んでくることは、大事やったと思いました。何を見せたいかによるけど、その方が その場で喋りたい言葉は探りやすかった。アートに勝手に敷居の高さを感じているのは私なのかもしれない。自分にはできないという前提を自分が自分に課している。。「否定されたから、そのまま引き下がる」では カッコ悪いよって委員長にもやにわに展の説教部屋で言われた気がする。。

童謡とか 詩とか、子供向けのそれがやりたいと思っているなぁっていうのも自覚できてよかった。新見南吉とか うるうると泣いてしまう位 好きなんですが、ああいう優しい世界観を やりたいんだな、私は って思った。あと歌もやってみたい。よくまみれ。笑

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公演:「LIVE SPLASH TOKYO 2022」

日時:2022年6月29日(水)19:00-

場所:めぐろパーシモンホール 小ホール

入場料:一般・前売り 3500円(当日:500円増)


24時間、即興しつづける様を展示するという鬼畜な企画でした。(委員長T山の提案。)

やる前から「これキツくね?」と思ってたけど、やってみたらやっぱ 体力的にもネタ的にもしんどい感じでした。てか 私 全然 ネタ持ってなくて役立たず感 パなかった(どうやってネタを持ち込めば良いのかよくわかってなかった)。なんなら、家の周りを散歩してご近所さんから 鉢植えをもらった記憶の方が濃厚かもしれんです。。。←

丸腰で行ってしまった結果、夜中の説教部屋で けちょんけちょんにされました。「中途半端」「何がやりたいのかわからない」という言葉リンチからの「これ配信で流して良いの?』って感じの下ネタいじり。真面目話とおふざけ話がミックスした屈辱タイム。こういうの、マジで 古き悪しき昭和っぽくてよくないよ!笑(もはや笑うしかなかった、っていうかわかっててやってるタチの悪さがあるのよ…!)

だが、この時の屈辱?モヤモヤ?を引きずったまま、代表と2人で配信部屋に残され、陳腐な芝居(ろくでなしのピアニストを置いて家を出て行こうとしている妻。最後の夜、という設定)をやっていた際、”説教部屋で受けた感情のモヤモヤ”を”ろくでなしのピアニストへのモヤモヤ”にうまく転換でき、泣くという芸当ができたのだ。私しか気付いてないレベルでしたがね。これは1つ体得した!という感がありました。そして LIVE SPLASH TOKYOのリハの時にこの技が使えました。(本番ではそういうモードにもってけなかったです。しゅん。。)

あとはもはや カオスなお楽しみ会。。

夜の時間帯が眠過ぎる&だんだんみんな帰っていって、人数少ない中で即興まわすしんどさもあったんですけど、色んな思惑を抱えた人がやってくるから「人間って面白いなぁ…」って純粋に思ったりもし、やる側にとっては 面白みもある企画でした。でも見る人にとっては「何だこりゃ」感あったと思います。← まぁ1回目だしね。。

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公演:「やにわに展」

日時:2022年4月22日(土)-23日(日)

場所:m3chi(中村真邸)

入場料:投入れ制

無事に公演終了しました。(随分と時間が経ってしまいました。)

全体で読み合わせた時にどう頑張っても15分位にしかならない劇を、みんなで40分に延ばしたという初めての体験でした。白塗りも初体験でした。

白塗りは顔が真っ白になるので、照明が当たると人形のようになります。時間ない〜と思っていたけど、なんだかんだ うまくまとまった感があります。やはり、び〜めんぷろじぇくとさんの長年の勘なのかもしれない…。

特に今回は、主役の1人がクローズアップされていたのですが、練習中は非常にしんどそうだったけど、本番の演技が素晴らしかった。芝居をはじめとした”表現”がある限りは、現実で味わう嫌なことにも、何一つ無駄なことはないと思える気がした。

でも やっぱり、つらい時期を生き延びるだけの 強かさ は必要かもしれない。つらいところから帰って来れなくなり それで終わってしまったら、その先の楽しさはなくなってしまうかもしれないからだ。

人生をしんどいと思うのも正解、楽しいと思うのも正解。その2つに限らず、どう思うことも全部 正解というか、自由なのだけど、全部 味わおうとしたら、やっぱり どこかに寄りすぎて戻って来れないようなあり方では、味わいきれない部分はあるだろうな。好きな食べ物と嫌いな食べ物があるけど、どう付き合えば すべてを無駄と思わず味わえるだろうね。

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単発:SHIRO-未来-

日時:2022年3月13日(日)

   開場14:30- 開演15:00-

   開場18:30- 開演19:00-

   上演時間 目標40分

場所:富山県民小劇場ORBIS(富山市桜町1-1-61 マリエとやま7階)

入場料:1000円 ※未就学児無料

単発:<延期>やにはに展@東松山m3chi

日時:2022年1月22日(土)14:00-1月23日(日)14:00 ※丸1日

場所: 埼玉県東松山市 m3chi

料金:投げ入れ制(配信あり?)

備考:音楽・ダンス・演劇・絵画等さまざまなジャンルが入り混じった即興セッション「やにわにSESSION」を24時間限定で展示します。参加者のジャンル、プロアマ、レベル不問。入退場自由、途中休憩無し。

なんと 主宰が風邪をひきまして延期です。も~ 勘弁してよ!(どのみち上京するなら、あれもこれもと計画を立てていたのに 全部リスケじゃないか!)と 憤りながらも、「体調第一だよね… 身体が弱ってると気持ちも弱るし…」って思いもあり、「早く治してください、熱下がりました?」と何回も言いましたがスルー。泊めていただく予定だったお友達からメッセージが入り、主宰 結構ヤバそうやなとヒソヒソ話。

コロナに振り回されるのが嫌らしく、PCR検査をするのがどうしても嫌らしい。ちなみに自宅でできる抗原検査は陰性だったという。気持ちはわかるけど、1週間も熱あるって 割と長いぞ。熱の前には 心臓の病気?みたいなのにもなっていたと聞いたし、何が原因かわからないなら 尚のこと 事務的にPCR検査受けて 医者にかかって早く治しなよ、とFBで 色んな人がアドバイスを送っているが、納得いかんねん 的な感じで自論展開してゴネとる…

この 頑固おやじめ…!!←

今、世界中の家庭でこのような 人間ドラマが繰り広げられているのかもしれんなー… と ふと思う。「アンチコロナは わかったから、はよ、医者行けま!」劇ね…。そんなこんなで、上京する際に持ってくつもりだったお土産を送りつけ(勿論 その人の分もあるけど)、「早く風邪を治して、私の代わりに私がお世話になるはずだった方々にお土産を配ってください」と手紙をつけたが、荷物の封を開ける気力すらないと言っていたため、無事に送りたかった人に届くかがわからない。← 

あーあ。何だか、色々と ままなりませんな。コロナ と 原油高騰の時期については、本当に 早く終わって欲しいです。

そういうことで 暇になってしまった私は、もし行けたらやろうと思っていた「石磨き」をひたすらやりました。合計10時間は磨きましたね。。。今回学んだのは「石磨きに終わりはない(沼感 半端ない)」ということかもしれません。正直、「… まだまだァ!!」ってのと、「や、待って。1回 休憩しよ…」ってのが ないまぜになってるというか、不完全燃焼感ですね。。。

磨き過ぎたら個性もなくなるし 石も小さくなる。かといって磨かないと小さい傷がやたら気になるし、前のサンドペーパーの削り跡が新たな傷になって消えない… とか なるし、なんつーか、色々 深いわ…。人生と重ねてしまう。瞑想効果もすごい。

延期のやにはに展が開催された暁には また石磨きをやろうと思ってますが、耐水ペーパーの粗目を調節せねば無限に時間がかかるということを この度 学びました。それは活かしていきたいですね…。10時間かけて磨いて 何1つ満足いく磨き方できた石がない。(写真の石は、試しに磨いてみよう!と 磨きはじめたのが いつの間にか本気になり、一番 磨いた割には 納得いかない出来になった石。。。もう少しやるのか 他の石を磨くのか… 悩ましい…)

タイトル:大晦日ビュータン・インプロ100人組手

日時:2021年12月31(金)18:00-22:00

場所:金沢市民芸術村ドラマ工房PIT2(〒920-0046 石川県金沢市大和町1-1)

料金:入場無料(投げ銭受付)

備考:AIRでご一緒した音楽家のビュータンこと上野賢治さんが、「即興で100人(概念的人数)を相手に面白いことをやろう」という年越し企画に誘ってくださいました。



「生き死にに思い馳せることの多い1年だった」 のが出た即興だった気がする。

喪中のケガレは気枯れと書くようですが、確かに7月末以降の私は気枯れていました… 普段一緒に住んでなくても、どこかで生きてるだけで違うものだ。もう2度と会えないと思うと虚無感?がある。なんか、弱い人間になってた気がする。とても謝りたいような人がいるけど、でも 何を謝るのかもわからない。ただ とてもしんどくて、色々手放して限りなく自由になりたかった。ゆるいけど信頼できる繋がりを非常にありがたいと感じた。

甘えながら生きてるから、当たり前にあると思っていたことが 不意になくなることに耐性がなさ過ぎる。とても1人になりたい、けど、沢山の人に支えられながら生きてる自分のことも同時に強く意識する。生きることの意味の一つは、悲しみを受け入れることなのかもしれない。

衣装どうしようとか直前にアタフタ考えてしまったから、入り時間にちょっと遅れてしまったり、ws途中参加になって受身スタートになっちゃったり、色々 スタートミスった感もある。

本編も 割としっくり噛み合ったかは わからない。自由に振る舞いすぎたかなと。型にはめられたくなくて、意図的に"聴かなさ"過ぎた。嫌われたかもしれない。← 私の今の精神状態に素直になると、聞きたくない、聞けない状態だったし、即興だから それも許されるんじゃないかと甘えた感はある。

特に後半、どうしても実祖母の役をやりたくて、主宰に確認もとらずにばあちゃんの格好で客席に座り、祖母ならここで寝るなと思って寝たふりしてたら 出演者として認知されずに飛ばされた。笑

ただ、めちゃくちゃ私 個人的な都合で言うと収穫があり、自分以外の誰かを演じながら心の動きで泣けるってのを初体験した。無数に散らばる台詞の中から自分の心をついてきた「時間だよ」「ただいま」「おかえり」そんな 3言。地獄のようなこの世が終わることを願いながら、輝くほど温かい過去の記憶がよみがえり、なんか拝みたくなった。婆ちゃん、爺ちゃんに会いたいだろうなと 私が思っていたのが出たのかも。本当の本人の気持ちはわからないものの、フィクションの世界に没入できた充実感はあった。

終わってから、"実は私勝手に婆ちゃん役をやってたんです"って言ったら、"わかりづら!"って言われた。普段 喋り過ぎるくせに 肝心な所で言葉が足りない自分に、確かにマイワールド過ぎたかも… と思う。でも、あと もう一歩前に出たら、やりたいことを理解して貰えたのかも?とも感じた。

帰りの車を運転しながら お腹減ってきたと感じつつ、そういや私 家で食べられ攻撃受けて 最強に太ったことはあるけど、飢えてひもじい気持ちになったことはないなって思って。思春期はそれで嫌な思いもしたけど、不器用な優しさだったと思えば、ありがとって気持ちになったりもする。絶対 帰りたくなかった実家を 恋しく思うようになったりもして、距離感が上手になったのかな。わかんね。

ビュータン氏の娘さんが、公演の最中 暇を持て余して私の似顔絵を描いてくれて、盛ってくれてるやん!と テンションあがった。公演以外の時間も私にとっては幸せな時間でした。