即興「LIVE SPLASH TOKYO 2022」
ちょっと時間が経ってから振り返ると、ただ 楽しかったです。
正直 せっかくなら一緒にやりたいけど、レベル的には合わないので、舞台に乗せてもらうのおこがましいよな、と思いつつ、しつこめに稽古に通ったことと、運営委員であったことを加味してもらったのかなと思います。アートの民主主義も表明してましたからね。笑 最初の合宿では言葉を発した瞬間にピアノ がーーーーんっ て弾かれて邪魔されたりしたこともあったのだけど、コイツ 下手くそだなと思いつつも、やらせてくれたことは事実。民主主義の観点で言えば、私の存在も 全体を俯瞰する立場からしたら何らかの要素になっていたのではなかろうか。
北陸組の即興の中で、私は金子みすゞの「私と小鳥とすずと」の詩集を読みました。表題の詩は、小学校の頃 何度も読んだ詩で、人と自分を比べそうになる時に思い出す詩。その後、ちょっとだけピーターラビットの絵本を読んだのけど、あれもうちょっとしつこく最後まで読み切ればよかった〜 と後悔してます。笑
他にも後悔はあって、北陸組全体としては即興とはいえ段取りを多少 決めていたのですが、それを なぞり過ぎて 段取り強めな即興になってしまったのが、1番 反省点。期待を裏切る気力と体力をつけたい。。
即興表現の場に本を持ち込む際、それを どうすれば良いのか?とヒヨってて、(あんまり準備したらそれは即興と言えるのか?とか思って)事前に持参した本もほとんど読まずに臨んだ舞台でした。でも 終わってみて、むしろ 心を寄せてキチンと読んでくることは、大事やったと思いました。何を見せたいかによるけど、その方が その場で喋りたい言葉は探りやすかった。アートに勝手に敷居の高さを感じているのは私なのかもしれない。自分にはできないという前提を自分が自分に課している。。「否定されたから、そのまま引き下がる」では カッコ悪いよって委員長にもやにわに展の説教部屋で言われた気がする。。
童謡とか 詩とか、子供向けのそれがやりたいと思っているなぁっていうのも自覚できてよかった。新見南吉とか うるうると泣いてしまう位 好きなんですが、ああいう優しい世界観を やりたいんだな、私は って思った。あと歌もやってみたい。よくまみれ。笑
***
公演:「LIVE SPLASH TOKYO 2022」
日時:2022年6月29日(水)19:00-
場所:めぐろパーシモンホール 小ホール
入場料:一般・前売り 3500円(当日:500円増)
0コメント