即興「やにわに展」

24時間、即興しつづける様を展示するという鬼畜な企画でした。(委員長T山の提案。)

やる前から「これキツくね?」と思ってたけど、やってみたらやっぱ 体力的にもネタ的にもしんどい感じでした。てか 私 全然 ネタ持ってなくて役立たず感 パなかった(どうやってネタを持ち込めば良いのかよくわかってなかった)。なんなら、家の周りを散歩してご近所さんから 鉢植えをもらった記憶の方が濃厚かもしれんです。。。←

丸腰で行ってしまった結果、夜中の説教部屋で けちょんけちょんにされました。「中途半端」「何がやりたいのかわからない」という言葉リンチからの「これ配信で流して良いの?』って感じの下ネタいじり。真面目話とおふざけ話がミックスした屈辱タイム。こういうの、マジで 古き悪しき昭和っぽくてよくないよ!笑(もはや笑うしかなかった、っていうかわかっててやってるタチの悪さがあるのよ…!)

だが、この時の屈辱?モヤモヤ?を引きずったまま、代表と2人で配信部屋に残され、陳腐な芝居(ろくでなしのピアニストを置いて家を出て行こうとしている妻。最後の夜、という設定)をやっていた際、”説教部屋で受けた感情のモヤモヤ”を”ろくでなしのピアニストへのモヤモヤ”にうまく転換でき、泣くという芸当ができたのだ。私しか気付いてないレベルでしたがね。これは1つ体得した!という感がありました。そして LIVE SPLASH TOKYOのリハの時にこの技が使えました。(本番ではそういうモードにもってけなかったです。しゅん。。)

あとはもはや カオスなお楽しみ会。。

夜の時間帯が眠過ぎる&だんだんみんな帰っていって、人数少ない中で即興まわすしんどさもあったんですけど、色んな思惑を抱えた人がやってくるから「人間って面白いなぁ…」って純粋に思ったりもし、やる側にとっては 面白みもある企画でした。でも見る人にとっては「何だこりゃ」感あったと思います。← まぁ1回目だしね。。

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公演:「やにわに展」

日時:2022年4月22日(土)-23日(日)

場所:m3chi(中村真邸)

入場料:投入れ制

阿原のHP

演劇、絵本の読み聞かせ、企画のお手伝い等をしています。今後の予定、過去の活動紹介など。