＜中止＞メビウスの住人企画「記憶」

※中止公演となりました。

タイトル「記憶」

日時：2020年8月15日（土）14：00-/18：00-

舞台：石田「蔵」（黒部市浜石田72）

企画：メビウスの住人

鑑賞料：1,500円

備考：上演時間 60分、各回30名限定（要事前予約）※18歳未満入場不可（私は出演ではなく当日のスタッフとして感染対策、照明を担当。）本件の予約、お問合せは、寺山さん宛に（090-7087-4742）

お詫びとお知らせ

メビウスの住人関係者より連絡があり、濃厚接触者であると報告を受けました。※陽性者ではありません。　感染を広げる可能性がある今回の催し「記憶」は残念ながら中止とさせて頂きます。予定を空けていて下さったお客様には大変申し訳なく、準備を進めていた私達も残念でなりません。罹患された方との接触は５日だそうで、メビウスの最終稽古は２日でしたので、メビウス内での接触はありません。皆さまには重ね重ね申し訳ありません。取り急ぎご報告とお詫びをさせて頂きます。

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私は、今回の判断から また 色々なことを考えさせていただきました。今回の件は、平たくは「関係者内に陽性者はいない。ただ 関係者の方が ”感染者となられてしまった方と、稽古後～本番前の期間に濃厚接触する機会を持ってしまった” ことから、主宰が 万が一への配慮を優先し、やむなく中止という判断を下した。」ということです。

私個人としては このコロナ期に「何もしないこと」は 選びたくないと思っています。なので「こういったこともあったし、今後 すべてのチャレンジを控えます」と言うつもりはありません。ただ やはり、今回のような配慮や決断は必要なことだと思います。

経済優先か感染防止優先かと 連日 取り沙汰されていますが、結局 どちらも大切で 一方を切り捨てることはできないと思います。最終的にはバランスなので、偏ってはいけない。

自粛寄りの方は「アマチュアで表現活動をする人間が表現活動をする・しないで、経済への影響はないのに 何故 今やろうとするのだろう」と思われる方が いらっしゃると思います。

ただ アマチュアにこそ「経済的な枠組みが保証されていなくても やりたい。今、やる意義を感じているから やりたい。」という強い動機があるのです。そこが 感情的な切なさを生み、仕方ない・当然の判断だと理解しつつ 悔しい・ガッカリといった感情を残すのです。

濃厚接触者となってしまった関係者の方も、催事の中止を判断された主宰の方も、自分以外の方に対する思いやりと、責任感を強く持っていらっしゃると思います。私は そんな気持ちを持ったメンバーと、また ご一緒したいなと思います。